病院の地下にあるコンビニの横に設置してある新聞の自動販売機で日経新聞を購入。ほとんどが30日投票の衆議院総選挙の結果についての記事。2時間ほどかけて広告と候補者名簿詳細以外は全ての記事に目を通した。
金曜日に撮影したレントゲン写真を執刀医のT先生が病室まで持ってきてくれた。まだ骨の癒合は進んでいないということ。折れた断面が水平なので、計画通り昨日から実施している1/3荷重の訓練を進めることになったといのこと。
月末だったせいか、一人は退院、一人は別の病棟に移動、そして一人は急性期病棟から移動してきた14歳、中学生。
少年の刈り上げた後頭部にはさらに剃り込んだラインの模様が入っている。
昼過ぎに移動してきた中学生は荷物が落ち着いて看護師が居なくなるや否やゲーム機をピコピコやり始める。昼間なので大目に見てた。
午後からのリハビリに出かける時には少年は昼寝をしいた。
リハビリは昨日に続き1/3荷重がどの程度のものなのか、感覚をつかむためにヘルスメーターを並べて、体重を掛ける練習。
ヘルスメーターを見ながらであれば調整できるが、見てないと荷重は少なすぎる。
過大に荷重をかけるより少な目のほうが安全なのでそれでよいと理学療法士は言ってくれる。少しずつ慣れていくしかないようだ。
20kgの荷重というのはそれほど重いのもではない。
これなら負荷の軽いペダリングならできそう。
リハビリセンターに設置してあるサイクルマシンを使ってみたいと理学療法士に申し出てみる。
それには主治医の許可が要るようですぐに回答はもらえなかった。
ハートレートモニタは病室に持ってきたので、サイクルマシンでLSDでもできたらなと思う。
リハビリから戻ってきたら病室では少年がピコピコとゲーム。
その後、夕食。
日が暮れてくる。
夕食が終わった後もまたピコピコ。
ここは初めにびしっといっとかんとと思って
「君、イヤホンつけてやってくれるか」
決まり悪そうな笑顔でこっくりと首を縦に振る。
案外、素直な対応。
刈り上げた髪の毛の後頭部にラインの模様が入っていることで持った予断は外れか。
しばらくしてから
「大野君、もう晩御飯は食べたんか?」
「うん、もう食べた」
「これ食べるか?」
ナビスコのクラッカーの包みを1つ渡す。
「いいの?」
「ああ」
「ありがと」
という会話を交わした。
今日は4人部屋に収容されているのは2人。
明日にはもう一人入ってくるという看護師さんの話。
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