2009年8月16日日曜日

リハビリ病棟2日目

日曜日。
回復期リハビリ病棟に転棟して2日目。
新しく担当となった理学療法士も作業療法士も休日との事で、今日のリハビリ訓練はお休み。
コンビニへの買出しと読書で一日を過ごす。
回復期リハビリ病棟といっても、回復治癒に向かう患者は少数であることがわかった。大半の患者は障害が固定して、車椅子や松葉杖での移動、体位を固定するコルセットを装着したままでの生活を病院から離れた日常生活でも支障なく行えるように訓練しているのが、回復期リハビリ病棟。
昼食の時に、食堂で向かい合わせになった患者に症状を尋ねられた。大腿骨の骨折とチタンのキュンチャー髄内釘手術をしたと答えると「そうか、ひにち薬やな」と返ってた。その患者は右手が動かないようでスプーンを左手に持ってたどたどしく食事を取っている。病状について質問する事はなんとなく気の毒で申し訳ないような気がしてはばかられた。
回復期リハビリといっても、回復して元に戻るというわけではなく、大半の患者は症状が固定して、その固定した症状を受け入れての生活を確立するための訓練の場としてあるらしいことがわかった。

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