2009年8月5日水曜日

リハビリセンター

夕べは発熱の上、ずっとベッドに接地しているお尻の痛みと、足の痛みとのトレードオフに悩まされてよく眠れなかった。足の痛みを和らげようと楽な姿勢をとるとそれは限られた範囲の姿勢で、床ずれにもなりそうなくらいにお尻の一部分にだけ負担がかかる。そのお尻の負担を軽減しようと体を横向けにすると、手術をした足の腫れた筋肉や内出血している部分が突っ張って痛む。
どちらかを耐えないといけない。
そんなわけで、朝は顔拭きのタオルを目が覚めて待ち構えているのに、朝食が配膳される頃になってようやく目が覚めた。
朝食後もうつらうつらする時間が続く。
隣接する看護学校の看護学生が実習のためということで担当につく事になった。暇なのか何かと世話を焼いてくれようとする。
昼食前に車椅子に移動して洗面所へ。リクライニング式になっている車椅子を倒して、看護学生がシャンプーの実習。これまで2回、ベッドで限られた水量でのシャンプーだけだったのに比べると、水量を気にしなくてよいシャワーでの洗髪は気持ちよくさっぱりとなった。
午後の3時過ぎになってから理学療法士が来てくれる。
今日は車椅子に移動して、リハビリセンターに移動。
ちょっとしたジムのような感じもするが、やはりリハビリのための施設。
歩行練習のための手すりや、運動するためのベッド、サイクルマシンも目に入る。サイクルマシンを指差してあれに乗りたいですと言ってみる。やはりまだだめですといわれる。
ベッドで足の曲がる角度の計測。
腿が上がる角度、膝が曲がる角度ともに昨日は60度だったのが今日は75度まで曲がるようになっている。
そのあと、ベッドに横たわったまま負荷をかけながら足を動かす訓練。
負荷といっても通常ならほとんど抵抗にならないほどの力と思われるけれども痛みに耐えながらなのでなかなか大変。
そのあと並行に渡された手すりにつかまって片足で歩く練習、そして、松葉杖を使って歩く練習まで進んだ。
まだ、単独での車椅子の移動は許可をされていない。移動するときはナースコールをならして介助を受けながら車椅子に乗ることと規制されている。
今日はここまでと言われたときはまだ物足りない気がしたけれどまた熱が出てもいけないので素直にリハビリ終了に従う。

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