午前中に理学療法士によるリハビリ指導、その後、レントゲン撮影。
リハビリ指導では、松葉杖の歩行訓練で駐車場を取り囲む道路まで出て歩いてみる。普通に歩いていたは気にならなかった道路の傾きが、松葉杖を突いて歩いてみるとよくわかる。
道路は中央が盛り上がり、路側が低くなっていて、極端にいえばかまぼこ状の構造になっている。路側の付近を歩いてみると、普通に歩いているときよりも松葉杖で歩くほうがその傾斜がよく体感できる。歩いているときは無意識に両足がバランスをとってあまり傾きを感じないようにしているらしい。
2週間に1回のレントゲン撮影。朝のバイタル検査のときに看護師が、「今日はレントゲンがあるのでリハビリ終わったら放射線科の受付に行ってください、もう一人で行けるでしょ」といわれた。リハビリが終わってから放射線科の受付で病棟と氏名を告げると「入り口の前で待っていてください」といわれる。
しばらく待って、撮影スタジオへ。
ベッドの上に寝転んで、ポーズを付けるのは女性の放射線技師。マスクをしているのでどんな表情なのかよくわからない。カメラマンは別室で「はーい、じっとしてくださいね」という声だけの男性放射線技師。3ポーズの撮影して、レントゲン写真モデルのお仕事は完了。
そうこうしているうちに昼食。
昼食後、ベッドに寝転んでいると居眠りをしてしまう。
目が覚めたら午後2時。
隣のベッドの入院患者がナースコールで看護師を呼んでいる。なにかあわててる様子。看護師が来ると、居眠りしてて起きたら朝と間違えてインシュリン14単位を注射したと言っている。ところが、その訴えが看護師には理解できないらしい。
「朝起きたら打ったんやね、それでいいんですよ」「ちがうねん、起きたら朝やし打ったんや」「ええ、だから朝でいいんですよ」としばらく患者と看護師の頓珍漢な応酬が続いた。
入院生活も1ヶ月を過ぎた。
もっとたくさん本でも読めるかと思っていたけれど、そうでもなく、毎日が過ぎていく。
明日は鈴鹿のイベント。来年は参加できるようになりたい。
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