2009年9月17日木曜日

仮骨

朝食前に地下のコンビニの横にある自動販売機に新聞を買いに行く。
病室に戻って見出しだけをざっと眺める。
鳩山内閣の組閣関連の記事で紙面は埋っている。
スポーツ欄。
阪神が逆転勝ちしている。

朝食が終わって、部屋に戻る。
歯磨きを終えたNさんも部屋に戻ってくる。
「きのうの試合、阪神勝ってましたね」
「おうおう、そやそや、逆転勝ちしよったらしい」
「よかったですね」
「おうおう、ゆんべは負けとったから腹が立って途中でテレビ消したんや」
「そうでしたか」
「さすが阪神、やるときはやりよるわ、グハハハハ」
昨夜はボロカスだった阪神タイガースも名誉回復。毀誉褒貶が激しい。

エアロバイクに行く前に執刀医のT先生が病室に来た。
11日に撮影したレントゲン写真をA4の紙に印刷したものと、ノートパソコンを持ってきてくれる。印刷したものではよくわからないが、パソコンの画像をズームアップしていくと、折れた部分の亀裂はまだつながっているわけではないけれど、その周囲にぼんやりとした影が出来てきているらしい。そういわれてみればそうもしれないという程度の影ではある。



「仮骨ができてきてます」
「かこつ?」
「ええ、仮の骨と書きます。仮骨ができてそれからだんだんともとの骨がつながってきます」
「そうですか」
「順調ですよ」
そういってもらった。
退院の日程についても相談。
9月末に退院して、その後は通院しながらリハビリということでよいでしょう、という結論。

木曜日は風呂の日なので、風呂の前にエアロバイク。
1.5kgのペダル負荷で30分。
エアロバイクに付属の心拍計のセンサーを耳たぶにつける。
ケイデンス70rpmくらいで回していたが20分経過した時点で心拍が150を超えてブザーがリハビリセンターに響き渡る。
耳たぶのセンサーを外してペダルを回し続ける。
担当の理学療法士は別の患者の指導をしている。
30分経過して汗だくになってリハビリセンターを退出。
病院の周りを少し散歩。
秋の風が心地よく汗を乾かしてくれる。といって体が冷えるほどのことでもない。


散歩から戻ると昼食。
昼食の後、午後からのリハビリが始まるまで昼寝。

午後からは軽くマッサージと腹筋の筋トレ。
松葉杖歩行での右足の荷重確認。


リハビリ訓練が終わってから、病院の東側の道路を散歩。

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