2009年5月6日水曜日

坂道6番、土砂降りにわか雨で濡れ鼠






天気予報は芳しくなかった連休最終日。
何とか自転車に乗ってすごす休日をと思っていた。
雨は上がって道路も乾いている。
とにかくどこかに出てみようと身支度。
ところが、サイコンがおかしくなってる。
今思えば裏側のモードボタンやメニューボタンやリセットボタンがなんらかの理由で押されて表示がおかしくなっていたのを、故障したと思い込んでしまった。
これはショップに持ち込んで修理をしないといけない、修理が不可能なら心拍計のついたいいやつを買い換えることも含めて考えないといけないというふうなことを思いながらショップが開店するのは午前10時。
じっと待っているのももったいない。
3時間で往復できるところまで走って開店時間に一番のお客として登場しましょというつもりでとにかく出発。午前7時。
西の空が明るいので西に向かって走ってみることに。
東野から国道1号線西に。
五条坂ののぼり。
体が温まり始めた体力十分で東山隊道通過。まだ朝が早いので車は少なく下り坂ではトップギヤで加速しながら東山五条まで。スピードはサイコンが壊れているので不明。
五条通りを西進。
桂坂辺りから向かい風が強く感じるようになってくる。
朝のクラブ活動に向かうママチャリの高校生を追い抜きながら老ノ坂峠にさしかかる。
長い坂道。
25年ほど前、XJ750というシャフトドライブのオートバイでこの峠を上り下りしたときに車体の軽いRD350という2サイクルのバイクについていけなかったことを思い出す。
今は自分の脚力だけが頼り。坂道を汗を流しながら登る。
亀岡から姫路に通じるデカンショ街道の入り口を確かめて引き返す。
亀岡側からの登りは短い。老ノ坂から京都に向かう長い下り坂を楽しむ。
京都市内を五条通りを経て五条坂を登って山科へ。
ショップにたどり着いて、開店準備で店の奥から店頭に並べる自転車を移動している何度か会話して顔見知りになっているアルバイトの店員をつかまえて表示がおかしいと訴える。
店内に展示されている自転車を見ているうちに直してくれた。
が、時計の時刻表示がリセットされたせいで1:17というような表示になっている。
マニュアルを見ながらセットしないといけないので少し時間がほしいというので食事をしてくることにする。
王将の天津飯を食べて戻ってくると時計も正常に表示されていた。
礼を言って店を出る。10時40分。
宇治に向かう。
平等院から宇治川ラインを経て立木観音、南郷、夕照の道、さざなみ街道と琵琶湖大橋を目指す。北風が向かい風でスピードは上がらない。
それでも心配していた雨は降ることなく時折日差しもある。
琵琶湖大橋を渡り、途中越か山中越と逡巡。初めての途中越を選択。
堅田から少し西に走ったところに鯉幟の大群が目に付いたので記念撮影。
汗いっぱいかきながら途中トンネルの脇を通る坂道を登る。
時速は10キロからせいぜい15キロ。
脚が足りなくなってようやく頂上。
下り坂は気持ちいい。
ところが大原の集落に差し掛かった辺りで雨。
それも本降りの雨。
全身びしょ濡れの濡れ鼠。
大原を抜けるトンネルを越えると雨の気配はまったくなくなり、冷たくなったジャージを風にさらして早く乾けと祈るばかり。
体は温かいのでこのままこぎ続けて行こう判断。
長い時間こいでいるのと濡れた股間が不具合。
レーパンが要るなあとコセキさんにでも寄ってみようと思う。
宝ヶ池の丘を越えて北山通りのを走って少しでもジャージを乾かしてから店に行こうと思って千本五辻の昆布屋さんの交差点を右に折れて店の前に行くと本日は休養日。
仕方がないので堀川通りから八条口の前を通って24号線を伏見方面に向かって帰宅。
六地蔵から石田にかけての外環状線でまもなく到着、ゆっくり流して走っていたところにビュンと抜いていく自転車があったので追走。コルナゴと刻印のあるフレームのストラップペダル。ジーンズの短パンにメッセンジャーバッグのノーヘル。追走して圧迫をかける。若い彼は必死でペダルを回している様子。すぐ後ろをプレッシャーをかけながら追走。後ろを振り返る表情には、何やこのおっさん、まだついてくるんかいな、という焦りを見て取ったところで一気に加速した。
しょうど信号が変わり際だったので、おそらく若い彼は信号につかまって追跡をあきらめたもよう。
というわけで、連休最終日、雨の天気予報にもかかわらず結構な距離を走れた一日となりました。
坂道リスト
山科からの五条坂
京都からの老の坂
亀岡からの老の坂
京都からの五条坂
天瀬ダムサイトの登り坂
堅田から途中峠に向かう登り坂
以上6番坂道

大原の雨は全身ずぶぬれ
乾く順序は
上半身前
上半身後ろ
下半身前
下半身後ろ
パンツ
靴下は乾かず

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